今回は第十話の続きです。
まず、このイエスのことばを聞いてください。

「これらのことを話したのは、わたしの喜びがあなたがたの内にあり、
あなたがたの喜びが満たされるためである。」


イエスにとどまり、イエスに住み、イエスに滞在することは、
わたしたちのよろこびの源です。

わたしの事を少しお話したいと思います。
わたしは病気になった時から、毎日次のように祈っています。
『今、イエスはわたしを愛しています。
わたしもイエスを愛しています。神に感謝!』
悲しい時、つらい時にこの祈りは耐え忍ぶ力を与えてくれます。
それに暗い気持ちを明るくしてくれます。

イエスのもう一つのことばを聞いてください。

「わたしがあなたがたを愛したように、互いに愛し合いなさい。」

わたしたちはイエスからいただいた愛をまわりの人にあげなければなりません。
しかしこれはいつも簡単にできません。
できないときには、その人もイエスから愛されていることを思い出しましょう。
それでもどうしても、自分の愛をあげられない時には、
あなたが持っているイエスの愛をあげてみてください。

最後にイエスのこのことばを聞いてください。

「もはや、わたしはあなたがたをしもべとは呼ばない。
わたしはあなたがたを友と呼ぶ。」


そうです!わたしたち一人一人はイエスの友だちです。
良い友達はいっしょに楽しみます。
困った時には助けます。
イエスはそのような友だちです。

あなたはなぜキリスト信者になったのでしょうか?
イエスはなんのためにあなたを選びましたか?

それは、実を結ぶためです。
私たちが持っているイエスの愛を他の人に与えるためです。




                               マホニ神父